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27 説明の方法を身につけさせる

 

 説明の方法は上の図に示している11通りくらいに焦点化できる。それぞれに担任している学年があると思うが、「教師に支えられながらなぞってみる」段階から、「状況を判断して組み合わせて説明することができる」段階まで時間をかけてじっくりと育てていきたい。
 こうした表を掲示して、学習者が見ながら使えれば良いのだが、そうしたことよりも、教師が発問の中で求めていく、子供の不十分な発言に対して、問いの形で関わりながら色々な説明の方法を一緒になぞらせて見ることから始める。
 説明文教材などの説明の仕方にも目を向けさせ、プリントなどでも仕掛けていく。いずれにせよ、子どもの発言に対して、「言わせる」のではなく「みんなに説明させる」のであることを教師が自覚するところが出発点にある。

 

 

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