HOMENo.50
毎日の授業づくりを変える
解説
教材に向きあって授業を作ってきた多くの先生方に、子供に向きあって授業をすすめることが重要であることを指摘してきたが、それはそもそも授業の作り方自体を変えていくことにつながっていると感じている。
子供の動きや理解の程度を予測し、そこに効果的な資料や発問、学習活動を構成していく作業は明らかにこれまでの授業づくりとは異なる手順を踏まなければならない。
私なんかももうすでに授業の準備はオートマチックなので、教材を読んで、発問と板書を考えれば大概後はその場で何とか対応できる。しかしこれが大きな落とし穴で、こんなに理解が浅いか、とかこんなに反応が鈍いのか、などと驚くことも多い。
学習者に動きに合わせて授業を考える方法を一からトレーニングしていくことが自分にも求められていると強く感じる