HOMENo.49

子どもの動きを予測して授業を作る

no2

解説

 自分の中での授業計画をシュミレーションする人はあまり多くない。研究授業の前などには試行する人もいるようだが、計画に縛られては、子供の動きに合わせた授業は実現できない。
 そうはいっても、子供の動きに合わせて即時的に変化していく授業の中で、その場でばかり授業を構築するわけにも行かない。準備できる部分は準備していないといくら子供の反応をその場でよく見とれても、効果的な手を打つ準備がないとどうしようもない。
 上の図に示した学習場面は、具体的に授業の前の日に子どもや教材を思い描きながらイメージトレーニングすると良い場面である。誰がどんな反応をするか、どのくらいの動きがあり、どのくらいの理解が生まれるのか、などシュミレーションを重ねていくことによって、適切な推測が可能になり、学習者の反応に合わせて効果的な手が打てるように準備ができる。

 

 

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