HOMENo.47

言語活動におけるコミュニケーション

no2

解説

 言語活動は基本的にコミュニケーションとして捉える。そうするとどのようなコミュニケーションをつくり上げることが目の前にいる学習者にとって良いのかということを考えなければならない。音読劇を誰に聞いてもらうのが良いか、校長先生なのか、保護者なのか、下級生なのか、隣のクラスの子供達なのか。言語活動は、方法の発見とともに言語経験として学習者の中に蓄積し、コミュニケーション観を形成する。計画的で良質なコミュニケーション経験をつませたいと考えるならば、上の図にあるような条件の中で、言語活動に内包されているコミュニケーションを吟味していく必要がある。

 

 

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