HOMENo.45
振り返りは教師の役割で
解説
教科書が替り、学習内容が大幅に増加した現在の小学校の教室において、一つ一つの授業がきちんと終わることは難しくなっているけれども、そうであるからこそ、きちんと終わる授業をめざす必要がある。最後の7分間くらいを教師により振り返りに割くことによって、学習内容の焦点化、言語化を行うことが可能となり、学習者が自らの学びを対象化し、理解することができる。
一般的に「振り返り」といえば、学習者が行うものであるゆに思われがちであるが、現在のような学習リュが大幅に増加した詰め込みの授業が増加している現状においては、教師による振り返りによって学習内容を整理する時間を設けないと、学習者自身が学習内容を理解しないまま、授業を続けてしまうおそれがある。