教材について
生物界のつながりを食物連鎖ではなくて、共存の観点から説明した文章である。サクラソウもトラマルハナバチも学習者にとってはなじみの浅い生物なのだろうが簡潔に花とハチの関係から類推して捉えることができる。文章の展開はサクラソウ、トラマルハナバチ、ネズミと転化していく軽快さが印象的だ。サクラソウだけ植えても種が実らないのはなぜかというといを解決する課題解決型の文章展開のラインも明確なので、主張から帰って文章を位置づける学習もできるし最初から課題を解決するラインに沿って整理していく読みの学習も構想できる。