教材について
学級での人間関係づくりに自己紹介をさせることはよくあるが、結局話をするのが苦手な子は悪い印象を持たれてしまうのでどうしようかなあと悩むことが多い。また、いきなり対面型のコミュニケーションをとると、外見などの要素へ目が向いてしまうしため、その子の本質的な内面に触れにくくなってしまう。また、その子自身の性格や嗜好性などが表面化してしまうことも懸念される。
そういう私も、特に自分が担任しているクラスなどでは、国語の時間だけではなく、HRの時間などでも自己紹介をさせてきた。時間的な問題もあるし、受けをねらってしまう生徒が主流を占めるとお遊びになってしまうので難しい。
そこで、自分が興味を持っていることや将来のことなどを文章で書かせることで、じっくりと表現する時間を持たせることはいいことだと思う。 また、自分新聞の作成の過程で、他の生徒と交流する機会を作れば、自己紹介ではなかなか行いにくいやりとりが随所で起こる可能性が高い。