コミュニケーション学への招待   

                          橋元良明  大修館書店 1997                 

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目次

第一部 コミュニケーションを解剖する  

1 コミュニケーションを生物学する  

2 言語的コミュニケーションと思考様式  

3 コミュニケーションを認知科学する  

4 コミュニケーションを哲学する  

5 動物はどのようにコミュニケーションをしているのか?  

6 ノンバーバル・コミュニケーションの機能と理解

第二部 生活の中のコミュニケーション

7 メッセージを解剖する  

8 広告のコミュニケーション  

9 「うわさ話」の持つ威力   

10 説得の技術  

11 テレビゲームのコミュニケーション  

12 異文化コミュニケーション

概要

 コミュニケーション学全般を広く扱った入門書である。いうまでもなく、コミュニケーションという現象は様々な学問領域で研究の対象として扱われているため、その知見も広く分散している。この分散する知見をもう一度「コミュニケーション」というキーワードの下に集め、分かりやすく解説しているのが本書である。  

 学習としてコミュニケーションを考えていこうとする際に、どの学問領域の知見に基づいて学習を構想していくかということは重要なことであるが、かなり距離があるため直接的に学習の組織に結びつくとは限らない。  

しかし、どのような状況を作り出せば学習者の相互交流が活性化するか、また、どのような観点で学習者の対話を見取っていくのかということを考えていく際に役立つ書物である。

 

 

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